|
☆ 子犬のパピークラスについて - 3
|
|
2月8日と15日にパピークラスを行いました。 . 毎回、色々な性格の子を見ることが出来て面白いのですが、今回もかなり違った性格同士の子達が集まりました。終始飼い主さんの側から離れられない子もいれば、終始飼い主さんの所に戻らず周りの子に遊びを仕掛けている子もいました。 飼い主さんの悩み事で挙げられることが多いのが噛み癖。噛み癖は、歯が抜けかけて気持ちが悪いからとか、ストレスが溜まっているとかではなく(この様な意味が全くないとはいえませんが)、遊び盛りの元気が有り余っている年頃の子として当然な、「遊び」を仕掛けて来るという意味が強いのです。 この「遊び」はコミュニケーションをする上でとても重要です。犬という動物は集団の中でお友達(並列)関係と言うものを形成することはせず、必ず上下関係で生きる動物ですが、この「遊び」が重要と言うのは、開始・終了するタイミングや遊んでいる最中のさりげない行動の中で、上下関係・信頼関係を形成する役割を担うからです。 「上下関係の中では、上の者は下の者の言うことを聞く必要はなく、下の者は上の者の言うことを絶対聞かないといけない」ので、ワンちゃんから遊びを仕掛けてきたときは、基本的には易々と応えないようにします。例えば手を噛んで仕掛けてくるようでしたら、腕組みをして噛ませないようにしながら岩のようになって、目も合わせず無視し続けます。そうしている内にワンちゃんは引き際を心得ているので、諦めてその場を退いてくれます。 大きな声を出して長々と日本語で叱ってもワンちゃんにはさっぱり分からず、却って人間も興奮して遊んでくれていると思い、更に強く仕掛けてくるようになります。 その代わり、良い子にしているときや飼い主さんが気の向いたときに人の方から仕掛けていき、気分が最高潮に高揚するぐらい思いっきり遊び、終了するときもワンちゃんが最高潮に興奮しているところで人の意志で終了しますと、遊びの主導権を人間が終始握っていたことになり、上下関係を示すことが出来ます。飽きるまで遊んでワンちゃんの意志で遊びを終了しますと、終了時の満足しきった気持ちが残ってしまい「この人と遊ぶといつも飽きちゃう」と言うことになり、人間に魅力を感じてくれなくなりますので、不完全燃焼の状況で遊びを終了することがポイントです。 生活の中でのさりげない接し方で、ワンちゃんがご家族の中でお殿様になるか、はたまた良いパートナーとして関わっていくことが出来るのか大きく異なっていきますので、人間がワンちゃん達に振り回されないよう、日々頭脳戦をすることを心掛けましょう。 |
-------![]() |
![]() |
![]() |